引きこもりというものも、この世の中になると、もう、生き方の多様性として、認められるべきと思います。
引きこもりを抱えた家族は、引きこもりのお子さんを、本当に愛を持って育ててこられたと思います。
だからこそ、その引きこもりお子さんの将来が心配になるのですよね。
それは、当然だと思います。
だって、愛しているのだから。
ただ、今、石井あらたさんの「山奥ニート」という、元はニート、引きこもりが、田舎の元廃校に集まって共同生活をしている場所があります。
「山奥ニートやってます」という本にもなってますよね。
そして、福島県にも、石井あらたさんに感銘を受けた大工の横山真吾さんが、運営してらっしゃる、「ひきこもりハウス」というものがあります。
こちらも、8室定員なのですが、募集したら、すぐ、満室になったそうです。
このように、引きこもりでも、その性格を活かしてゆっくり生きていける、シェアハウスが、できています。
私の夢も、各地に引きこもりが、ゆっくり生きていける、「引きこもりのシェアハウス」を。つくるのが、夢です。
そのほかにも、生き方のヒントになるのが、大原へんりさん生き方、「年収90万円でハッピーライフ 」という本に書かれた生活ですね。
大原へんりさんは、東京の奥多摩の田舎に住み、週2回だけ働いて、あとは、ゆっくり生活しています。
もう、引きこもりを抱えた家族の気持ちとしては、その愛ゆえに、引きこもりの子供の将来、親なき後が、非常に心配だと思います。
ただ、安心してください。
引きこもりでも、年金をかけていれば、最低限の生活のできるお金はもらえます。
そこに、プラス国民年金基金のお金でもあれば安心です。
それに、病院などにいき福祉サービスをうけられれば、デイケア、グループホーム、一人暮らしをした場合の、訪問などの福祉サービスを受けられます。
社会復帰を促す、引きこもりなどで、精神疾患を持った人などの、職業訓練をできるB型作業所もあり、精神障害がみとめられれば、そういう人をサポートしながら、働くことのできるきちんとした、数万円の給料を払ってくれる、A型作業所、あるいは企業もあります。
シェアハウス、一人暮らし、それができない状態でも、サポートしてくれる、福祉サービスがあります。
世の中、ひきこもりでも、どのようにでも、生きていける。
ご安心ください。
やはり、親としては、ひきこもりの子どもを、愛しているから、心配ですよね。
でも、ひきこもりの子どもの生きていく道は沢山あり、手法も、沢山あります。
ただ、親のその愛を利用して儲けようとする、営利目的のサービスには、申し込まない方がいいと思います。
そう言う、営利目的のサービスは、引きこもりの青年がどうなろうと、自分たちが、金持ちになれればいいのです。
NHKでも、取り上げられたくらい有名な引きこもりの矯正学校でも、預かった引きこもりの青年たちへの、日常てきな暴力が問題になったのは記憶に新しいですよね。
引きこもりを、恥と思うのではなく、そのような生き方もあると、前向きに捉えて、どうしていくかと考えていく。
私は、そのお子さんが、結果、引きこもりになっているとしても、決して、親御さんの子育てが間違っていたとは思いません。
だって、愛を持って、自己犠牲を払って、精一杯育ててきたのですものね。
なにかの、ボタンの掛け違い。
それだけです。
子供が、ひきこもりになってくれたから、こんなにも家族の絆が深まり幸せになった。
という、ご家族は、沢山います。
引きこもりという多様性、生き方。
認めていってもいいのではないかなと思います。
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