ひきこもり時代、一番辛かった事は、辛かったことを、言葉に出せなかった事。
しかも、ただ、言葉に出せなかっただけではなく、カウンセリングになっても、なぜつらいのか、全く整理できておらず、言葉が出てこなかったのですね。
確かにつらい、でも、その辛さを話して良いですよ、と、言われても、なぜ、つらいのか、話せない。
本当に、カウンセリングの時間を長く感じたものです。
しかも、その、話せないというのがあるから、カウンセリングも、長く続かない。
私は、ひきこもり時代は、ひたすら自分に向き合ってきました、そして、辛くても、私自身のカウンセリングは、長く続けました。
しかし、普通のひきこもりを、経験しているひとにとっては、カウンセリングは、苦痛でしょう。
しかし、逆を言えば、ひきこもりが、その辛さを、言葉にできるようになったら、しめたものです。
言葉にできるから、いくら今の状況がつらくても、どんどん、どんどん、問題の解決の方に、向かっていきます。
まわりの人たち、カウンセラーなどは、その、ひきこもりの青年じしんが、その辛さを言葉にできるようになるまで、ひたすら、じっと我慢して向き合うだけです。
周りの人たちは、我慢がまん。
ただ、しかし、わがままに付き合うということではないですよ。
ひきこもりの青年の、心に寄り添うという事です。
ただひたすら、じっくりと寄り添って、ひきこもりの青年の心が整うのをまつ。
カウンセリングを続けていれば、ある時に、ひきこもりの青年自身が、少しずつ言葉にできるようになる瞬間があります。
ただひたすら、寄り添っていく。
話せ!
とか、
吐き出せ!
とか、無理強いは決してしないこと。
ただ、それだけだと思います。
そして、言葉になれば、解決への階段を、一歩一歩、そのひきこもりの青年自身が、自分の力で歩んでいくでしょう!
Twitterで、カウンセラー若月@まん丸幸太郎、として、つぶやいてます。
どうぞ、よろしくお願いします。