〜心理カウンセラーが綴る、雪国での穏やかな配当金投資と心の整え方〜

はじめに:投資の「正解」は一つではない
日本の株式市場は、1989年のバブル最高値をようやく2024年に更新しました。
この35年という長い年月、売買益(キャピタルゲイン)だけを追い求めてきた投資家にとって、その道のりは決して平坦なものではなかったはずです。
「いつ売ればいいのか?」
「また暴落が来るのではないか?」
そんな不安に怯えながら画面を凝視する日々。
私自身、かつてはその「投資の迷宮」に迷い込み、心身ともに疲れ果てた一人でした。
しかし、視点を「配当金(インカムゲイン)」に変えたことで、私の投資人生、そして生き方そのものが劇的に変わりました。
今回は、1000万円近い損失を経験した私が、なぜ今、穏やかに「配当金狙いの長期投資」を推奨するのか。
その理由を、心理カウンセラーとしての視点も交えてお伝えします。
1. 絶望の夜:ライブドアショックとリーマンショックの記憶
かつての私は、デイトレードやスイングトレードに明け暮れていました。
2004年から始めた投資は、ギャンブルに近いものでした。
忘れもしないライブドアショック、そしてリーマンショック。
当時、私は精神科の薬を服用していましたが、それでも動悸が止まりませんでした。
パソコンの画面に吸い寄せられ、刻一刻と減っていく資産を眺めるしかできない無力感。
夜も眠れず、「命がけで積み上げてきたお金がゼロになる」という絶望感に、文字通り震えていました。
短期的な価格変動に一喜一憂する投資は、まさに「戦場」です。
メンタルが整っていない状態で戦場に飛び込めば、少しの利益で利確し、少しの損失でパニック売りをしてしまう。
これでは資産が増えるはずもありません。
2. データの裏付け:配当金は「不況」に強い
ここで、客観的なデータを見てみましょう。
1990年の日本の配当金総額は約4.2兆円でした。
それが2018年度には約26.2兆円と、約6.2倍にまで膨れ上がっています。
株価が低迷していた時期であっても、企業は着実に利益を上げ、株主への還元を増やし続けてきたのです。
さらに、リーマンショックのような大暴落時、日経平均やS&P500といった株価指数は約50%下落しました。
しかし、全体的な配当額は約17%の下落にとどまったというデータがあります。
つまり
「株価は半分になっても、配当金は8割以上維持される」
可能性があるということです。
この「底堅さ」こそが、長期投資家にとっての最大の防波堤となります。
3. 雪国の冬と、私を支える「インカムゲイン」
私は現在、東北の雪国でカウンセラーとして活動しています。
自営業という立場上、働かなければ収入は途絶えます。
特に冬の時期、私は「冬季うつ」の症状が出やすく、アパートにこもって静養が必要になることがあります。
以前の私なら、「収入がない」という事実に焦り、無理をして体調を悪化させていたでしょう。しかし今は違います。
外が深い雪に覆われ、私が部屋で休んでいる間も、保有しているインデックスETFや優待株からは、変わらず配当金や分配金が届きます。
「自分が動けない時も、お金が自分の代わりに働いてくれている」
この事実は、心理的にどれほどの安心感をもたらしてくれるでしょうか。
配当金は、単なる「お金」ではなく、私にとっての
「心の安全保障」
なのです。
4. コメダ珈琲で感じる「投資の果実」
投資の成果は、数字上の評価損益だけではありません。
私はコメダ珈琲店を運営するコメダHDの株主優待を活用しています。
最近は少しずつ暖かくなってきましたが、優待券を使って、いつもの席でくつろぎながら飲むコーヒーは格別です。
「このコーヒーは、企業の成長のお裾分けでいただいているものだ」
そう実感する時、投資は「奪い合いのゲーム」から「社会との緩やかな繋がり」へと変わります。
1000万円の損失を出したあの頃には決して味わえなかった、心からのリラックスと彩りが、今の私の生活にはあります。
5. カウンセラーが教える「投資家メンタル」の作り方
ブレグジットやコロナショック。
かつての私なら、恐怖で全ての株を投げ出していたでしょう。
しかし、今の私は違います。
大切なのは
「機械的なルール」と「インカム重視の視点」
です。
私は現在、以下のルールを徹底しています。
• 株式、債券、REITのインデックスETFを毎月一定額、機械的に積み立てる。
• 優待株を楽しみとして保有し、生活に彩りを加える。
• 株価の上下ではなく、受け取る配当金の積み上がりを成功の指標とする。
暴落時に「安く買えるチャンスだ」と思えるのは、強靭な精神があるからではありません。
配当金という「確かな出口」が見えているから、淡々と継続できるのです。
結びに:あなたの豊かな幸せを願って
投資の目的は人それぞれです。
しかし、もしあなたがかつての私のように、株価の変動に心を削られているのなら、一度「配当金」に目を向けてみてはいかがでしょうか。
配当金を再投資して雪だるま式に資産を増やすのも良いでしょう。
あるいは、配当金で生活を潤しながら、次の上昇局面をのんびり待つのも素晴らしい戦略です。
投資は、あなたの人生を豊かにするための「手段」であって、人生そのものを苦しめるものであってはなりません。
この記事が、あなたの心の平穏と、豊かな資産形成の一助になれば幸いです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
心から感謝いたします。
あなた様の豊かな幸せを、心から願っております。
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本ブログに掲載されている情報は、運営者である「カウンセラー若月富晴」の個人的な見解や投資体験に基づくものであり、特定の金融商品の売買を推奨したり、将来の運用成果を保証したりするものではありません。
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