お金の心理カウンセラー若月富晴の元引きこもりの投資チャレンジブログ

私、元引きこもり、お金の心理カウンセラー若月富晴が、ごくたまに投資にチャレンジしたり、引きこもりの関連日記を書くブログです。

100年に一度の絶望を越えて。僕が辿り着いた「感情を殺す」最強の資産運用システム

【強欲と恐怖を「システム」で封じ込める。7月と1月の機械的リバランス術】

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1. はじめに:投資の本当の敵は「自分の心」だった

 

2004年、僕は意気揚々と株式投資の世界に足を踏み入れました。当時はデイトレードやスイングトレードが全盛期。

 

「短期間で資産を倍にしたい」という強欲が、僕の目を曇らせていました。

 

しかし、画面に張り付き、1円単位の動きに一喜一憂する日々。

 

結局、僕を待っていたのは資産が増える喜びではなく、精神を削り取る「失敗」の連続だったのです。

 

「もう短期トレードはやめよう」

 

そう誓った僕が行き着いたのが、投資の神様ウォーレン・バフェット氏も実践する「バリュー投資」でした。

 

財務諸表を読み解き、割安な株を買い、永久に保有する。

 

この哲学こそが正解だと確信しました。

 

しかし、僕は自分の「弱さ」を甘く見ていたのです。

 

本来永久保有と決めていたのに、少し値段が高くなれば「値下がりするのではないか」という不安から利益確定してしまい、大きく損になると動揺して損切りしてしまう。

 

そんな日々の繰り返しでした。

 

2. 100年に一度の絶望:リーマンショックの夜

 

2008年。

 

今でもあの時の重苦しい空気感を忘れることはできません。

 

ネット掲示板、雑誌の表紙、テレビニュース。

 

どこを見ても踊っていたのは「株式市場の終焉」「資本主義の崩壊」「100年に一度の経済崩壊」という不吉な言葉ばかりでした。

 

専門家と呼ばれる人たちですら「もう二度と元には戻らない」と断言する。それを見ていた僕は、恐怖で夜も眠れなくなりました。

 

「自分が積み上げてきたものは、すべて無駄だったのか?」

 

「このまま世界経済は消滅してしまうのか?」

 

暗闇の中で画面を見つめ、僕は震える手で売却ボタンを押しました。

 

本来「永久保有」と誓ったはずのバリュー株。

 

その信念は、圧倒的な「恐怖」という嵐の前に、あまりにも脆く崩れ去ったのです。

 

結局、僕は恐怖からすべてを投げ売りしてしまいました。

 

3. カーナビの地図と、実際の土砂降りは違う

 

今、振り返って当時のチャートを見れば、リーマンショックは大きな下落ではあるものの、長い歴史の中では「カーナビに映る一つの曲がり角」に過ぎません。

 

しかし、当事者としてその渦中にいる時は違います。

 

カーナビで「この先、急カーブです」と表示されるのを見るのと、視界ゼロの土砂降りの中でスリップしながらハンドルを握るのでは、体感温度が全く違うのです。

 

知識として「暴落はいつか終わる」と知っていることと、実際に資産が半分になる痛みに耐えることの間には、深くて暗い溝があります。

 

僕はその溝に、一度は飲み込まれてしまったのです。

 

この経験から、僕は「自分の意志の力」に頼る投資を卒業することに決めました。

 

4. 僕を救った「感情を殺す」ポートフォリオ

 

挫折を経て、僕が行き着いたのが「株式インデックス投資」を軸としたシステムです。僕の心を安定させたのは、個別株とは違う「論理的な安心感」でした。

 

僕が現在実践している資産配分(アセットアロケーション)は、以下の「コア・サテライト戦略」です。

 

【僕のポートフォリオ(資産配分)】

・全世界株式:30%(世界経済の成長を取り込むコア資産)

 

・世界債券:30%(暴落時のクッションとなる守りの資産)

 

・世界REIT:30%(不動産からの安定した収益源)

 

・金(ゴールド):5%(インフレや有事に強い実物資産)

 

・暗号資産:5%(将来の爆発力に期待するサテライト資産)

 

この配分の最大の特徴は、特定の企業が倒産しても、資産全体がゼロになることは物理的にあり得ないという点です。

 

世界の株式、債券、不動産が一斉に無価値になる。

 

それは地球が滅びる時です。

 

その確信が、僕の心を支える土台となりました。

 

5. 強欲と恐怖を排除する「リバランス」のルーティン

 

このシステムを維持するために、僕は「リバランス」という作業を徹底しています。

 

リバランスとは、定期的に資産の比率をチェックし、増えすぎたものを売り、減ったものを買い増して、元の比率に戻す作業です。

 

僕は具体的に、以下のようなスケジュールで動いています。

 

・6月末と12月末:全資産を洗い出し、現在の比率を確認する(棚卸し)

 

・7月と1月:実際の売買を行い、元の比率(30:30:30:5:5)に戻す(実行)

 

例えば、株価が暴騰して「もっと上がるかも!」と欲が出そうな時、システムは機械的に「株を売れ」と指示します。

 

逆に暴落して「もうダメだ、売りたい!」と恐怖を感じる時、システムは「安くなった株を買え」と指示します。

 

投資の成功法則である「安く買い、高く売る」。

 

これを、自分の感情を一切入れずにシステムとして行えるようにしたことで、僕はようやく相場の荒波を「やり過ごす」ことができるようになったのです。

 

6. まとめ:豊かな「小金持ち」を目指して

 

僕はその後、チャイナショック、イギリスのEU離脱、そしてコロナショックを、このスタイルを変えずに乗り越えてきました。

 

今の僕は、そんなに豊かではありません。

 

でも、インデックスETFの積立を淡々と続け、無理なく「豊かな小金持ち」を目指しています。

 

株式投資で必ず遭遇する「暴騰・暴落」という試練。

 

その試練を乗り越えるのは「強いメンタル」ではありません。

 

自分の弱さを認め、感情を介在させない「自分だけのルールとシステム」です。

 

きちんと投資メンタルを整えて、自分の投資スタイルに合った対応をしていきたいですね。

 

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

 

心から感謝いたします。

 

あなた様の豊かな幸せ、心から願っております。

 

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