お金の心理カウンセラー若月富晴の元引きこもりの投資チャレンジブログ

私、元引きこもり、お金の心理カウンセラー若月富晴が、ごくたまに投資にチャレンジしたり、引きこもりの関連日記を書くブログです。

株式投資で1000万円失って気づいた「手法」より大切なこと:億万長者を夢見た僕の失敗と再生

株式投資で1000万円失って気づいた「手法」より大切なこと:億万長者を夢見た僕の失敗と再生

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はじめに:なぜ、勉強しても勝てないのか?

 

「もっと優れた投資手法があれば、自分も億り人になれるはずだ」

 

そう信じて、日夜チャートを眺め、専門書を読み漁っている方は多いのではないでしょうか。

 

かつての私もそうでした。

 

ひきこもりという出口の見えないトンネルの中で、私は「株式投資による人生一発逆転」という夢を見ていました。

 

しかし、現実は甘くありませんでした。

 

デイトレードスイングトレード、バリュー株投資……。

 

あらゆる手法に手を出しましたが、結果として残ったのは1,000万円近い損失という、あまりにも残酷な現実でした。

 

なぜ、これほどまでに勉強し、必死に取り組んだのに負けたのか。

 

今、改めて振り返ると、当時の私には「勝つために最も必要なもの」が決定的に欠けていたのです。

 

知識があるはずの「プロ」が必ずしも大富豪ではない理由

 

株式市場には、一流大学を卒業し、誰よりも膨大なデータと経済知識を持ち、市場の未来を予測する「プロ」たちが大勢います。

 

しかし、不思議なことに、そのプロたち全員が株式投資で大富豪になったという話はあまり聞きません。

 

一方で、投資の歴史に名を刻む偉大な投資家たちは、口を酸っぱくしてこう説いています。

 

「大切なのは手法ではない。メンタルと信念だ」と。

 

当時の私には、その言葉が全く響きませんでした。

 

私は彼らの「信念」ではなく、彼らが「どのような手法で、どの銘柄を買って資産を築いたのか」という上っ面のテクニックばかりを追いかけていたのです。

 

しかし、これこそが負け組投資家の典型的な思考パターンでした。

 

居合道に学ぶ「名刀」と「使い手」の関係

 

私は投資の本質を考えるとき、よく「居合道」の世界を思い浮かべます。

 

もし、素人がどれほど素晴らしい「名刀」を手にしたとしても、それで巻藁(まきわら)を切ることはできません。

 

刃筋が立たず、力任せに振れば刀を折ってしまうか、最悪の場合、自分自身を傷つけてしまうでしょう。

 

しかし、居合道の達人であればどうでしょうか。

 

たとえ手にしたのが「なまくらな刀」であったとしても、一振りで巻藁を鮮やかに断ち切ります。

 

これを株式投資に置き換えてみてください。

 

• 刀 = 投資手法(テクニカル・ファンダメンタル)

 

• 使い手 = 投資家のメンタル・信念

 

いくら100点満点の優れた手法(名刀)を手に入れても、扱う人間(投資家)の心が整っていなければ、その手法は全く機能しません。

 

それどころか、私のように1,000万円を失い、自分自身の人生を傷つける凶器にすらなり得るのです。

 

迷走した日々:1000万円の授業料で得た教訓

 

私が失敗した最大の原因は

 

「自分をお金持ちにしてくれるのは、自分の外側にある優れた手法だ」

 

と思い込んでいたことです。

 

損切りすべき場面で、「次は上がるはずだ」という根拠のない希望にすがってしまう。

 

• 連勝している時に気が大きくなり、許容範囲を超えたリスクを取ってしまう。

 

• 市場がパニックになると、恐怖に耐えきれず底値で投げ出してしまう。

 

これらはすべて、手法の問題ではなく「心」の問題です。

 

ウォール街のランダム・ウォーカー』や『敗者のゲーム』、『株式投資の未来』といった投資の古典・良書を今改めて深く学ぶと、そこには手法以上に「規律を守ること」や「市場のノイズに惑わされない信念」の重要性が説かれています。

 

投資手法を探し回る「青い鳥探し」をやめ、まずは投資手法を正確に扱うための

 

「メンタルという土台」

 

を築くこと。

 

それが、私のような手痛い失敗を避けるための唯一の道なのです。

 

投資家としての「信念」を育てる3つのステップ

 

では、具体的にどうやってメンタルを鍛えればよいのでしょうか。

 

私の経験から言えることは以下の3点です。

 

1. 「自分の弱さ」を認めることから始める

 

人間は本来、投資に向かない感情(恐怖や強欲)を持つ生き物です。

 

まずは、自分が「感情に流されやすい弱い存在である」と自覚すること。

 

それが、規律(ルール)を作る第一歩になります。

 

2. 流行の手法ではなく「原理原則」を学ぶ

 

短期的なトレンドや「誰かが儲かった話」に飛びつくのではなく、先ほど挙げたような歴史的に証明された良書を読み込みましょう。

 

時代が変わっても変わらない「投資の本質」を腑に落とすことで、自分の中に一本の芯が通ります。

 

3. 小さな規律の積み重ねを誇りに思う

 

利益の額に一喜一憂するのではなく、「今日はルール通りに動けたか」を自分自身の評価基準にします。

 

手法を正しく扱えた自分を認めてあげることで、徐々に揺るぎない信念が形成されていきます。

 

結びに:豊かな幸せへの招待状

 

投資は、単にお金を増やすための道具ではありません。

 

自分自身の心と向き合い、自律心を養い、成長させてくれる「鏡」のようなものです。

 

もし今、あなたがかつての私のように手法の迷路に迷い込んでいるのなら、一度立ち止まってみてください。

 

そして、外側のテクニックではなく、ご自身の「内面」に目を向けてみてください。

 

しっかりとした信念という土台の上に、適切な手法が乗ったとき、投資はあなたに本当の豊かさをもたらしてくれるはずです。

 

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

 

かつての私と同じような苦しみを味わう人が一人でも減り、あなた様が心豊かな投資生活を送れるよう、心から願っております。

 

【免責事項】

本記事は投資の啓蒙を目的としており、特定の投資手法や銘柄を推奨するものではありません。投資には常にリスクが伴います。本ブログの内容を参考に投資を行った結果、損失が生じた場合でも、当方は一切の責任を負いかねます。投資の最終判断は、必ずご自身の自己責任にて行っていただきますようお願い申し上げます。