お金の心理カウンセラー若月富晴の元引きこもりの投資チャレンジブログ

私、元引きこもり、お金の心理カウンセラー若月富晴が、ごくたまに投資にチャレンジしたり、引きこもりの関連日記を書くブログです。

投資歴21年の告白:FX短期売買で「鉄の規律」を破り、市場に完敗した私が辿り着いた真実

投資歴21年の告白:FX短期売買で「鉄の規律」を破り、市場に完敗した私が辿り着いた真実

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「自分は他の投資家とは違う。勉強もしているし、規律もわかっている」

 

そう過信した瞬間、マーケットは残酷なまでにその傲慢さを打ち砕きます。

 

私は投資歴21年の中で、個別株のデイトレードスイングトレード、バリュー投資、先物、オプション、そしてFXと、ありとあらゆる荒波を経験してきました。

 

ウォーレン・バフェットのバリュー投資哲学に心酔し、オリバー・ベレスの『デイトレード』やエルダー博士の『投資苑』を読み込み、「いっぱしのトレーダー」になったつもりでいた時期があります。

 

しかし、そんな私を待っていたのは、知識という武器を「傲慢」という刃に変えてしまった自分自身との敗北でした。

 

今回は、私が大失敗から学んだ「短期投資との正しい向き合い方」と、資産を守り抜くための究極の資金管理術について、包み隠さずお話しします。

 

1. 「市場が間違っている」という傲慢の罠

 

投資経験がある程度積み重なってくると、誰しもが「万能感」に支配される時期があります。

 

当時の私は、名著を読み漁り、テクニカル分析も資金管理の重要性も、試験に出れば満点が取れるほど理解していたはずでした。

 

しかし、いざFXという、24時間眠らない過酷な戦場に立つと、学んだはずの教訓はどこかへ吹き飛んでしまったのです。

 

コントロールできないものをコントロールしようとする過ち

 

当時の私の最大の間ちは、「コントロールできない市場を、コントロールできると思い込んだこと」にありました。

 

自分の予測が外れたとき、謙虚に負けを認めるのではなく、「市場のほうが間違っている」「この価格はファンダメンタルズ的に安すぎる」と責任転嫁を始めたのです。

 

「損小利大」から「損大利小」への転落

 

「市場が間違っている」と信じ込むと、人間はどうなるか。

 

本来、あらかじめ決めておいたはずのストップオーダー(損切り予約)が邪魔に感じ始めます。

 

「今回だけは例外だ」と自分に言い訳をしてストップを動かし、さらにはレバレッジを上げてナンピンを繰り返す。

 

結果として、当時それまで10年以上の投資経験があるはずの私が、初心者が陥る典型的なパターンである「損大利小」の泥沼に足を取られていました。

 

株式市場のライブドアショックのような暴落も経験してきましたが、FX市場のボラティリティと24時間休みのない心理的圧迫感は、それ以上に過酷なものでした。

 

2. オリバー・ベレスが教える「最大の敵」

 

名著『デイトレード』の中で、オリバー・ベレスはこう説いています。

 

「熟練したトレーダーは、負けることの達人である」

 

当時の私に決定的に足りなかったのは、この「負けを認める潔さ」、つまり「謙虚さ」でした。

 

知識があることが、逆に「自分は優秀な層に属している」というエゴを肥大させ、間違いを認めることを「自己の否定」のように感じさせてしまったのです。

 

短期トレードにおいて、私たちは市場を動かすことはできません。

 

できるのは、自分の行動を制御することだけです。

 

まさに「最大の敵は自分自身」の中に潜んでいるのです。

 

3. 破産確率をゼロに近づける「1000分の1」の規律

 

この手痛い失敗を経て、私は一つの結論に達しました。

 

「感情を排除できないのが人間であるなら、物理的に感情が動かない仕組みを作るしかない」

 

ということです。

 

そこで私が辿り着いたのが、現在も徹底している

 

「1000分の1の資金管理ルール」

 

です。

 

究極の防御:1000回の負けを許容する

 

例えば、FX口座に100万円の資金を入れている場合、1回のトレードで許容する損失をわずか「1,000円」に設定します。

 

• 運用資金:100万円

 

• 1回の最大損失:1,000円

 

• 破産までの猶予:1,000回

 

数学的に考えて、1000回連続で負けることはまずありません。

 

1回の負けが資金の0.1%であれば、損切りボタンを押す際に指が震えることも、夜も眠れずにチャートを眺めることもなくなります。

 

スイングトレードであれば、これを「100分の1(1%ルール)」に調整することもありますが、デイトレードにおいては「1000分の1」こそが、鋼のメンタルを維持するための絶対的な防壁となります。

 

このルールを徹底することで、ようやく私は「鋼の心」で損切りを行い、利益を伸ばす「損小利大」を淡々と実行できるようになりました。

 

4. 21年目の結論:投資の「コア・サテライト・娯楽」戦略

 

現在、私は短期トレードを「投資」ではなく、あえて「知的な娯楽(ギャンブル代わりの楽しみ)」と定義しています。そうすることで、逆に冷静な判断が可能になったからです。

 

私が実践している、現在のポートフォリオ戦略は以下の3本柱です。

 

① 【コア(核)】インデックスETF

 

資産形成の土台です。世界経済の成長に身を委ね、長期で淡々と積み立てます。ここは「絶対に動かさない」聖域です。

 

② 【サテライト(衛星)】株主優待株投資

 

投資の楽しさを実感するための枠です。日本株ならではの優待を楽しみながら、中長期的に保有します。これが日々の生活に彩りを与えてくれます。

 

③ 【娯楽(ギャンブル)】FX・株式の短期投資

 

パチンコや競馬といった射幸性の高いギャンブルに代わる、最高の知的エンターテインメントです。

 

あくまで余剰資金の範囲内で、日々の小遣い稼ぎとして割り切って行います。

 

5. 短期トレードで生き残るための「3つの神器」

 

短期投資で「大金持ちになろう」と欲張るのは、9割がた私には無理だというのが私の持論です。

 

しかし、以下の3点があれば、相場の世界で長く楽しみながら小遣い稼ぎをすることは可能です。

 

1. 徹底した資金管理(1000分の1ルール)

 

2. 損を小さく、利益を大きくするテクニック(トレイリングストップの活用)

 

3. それらを淡々と実行する「鉄のメンタル(謙虚さ)」

 

これらを持ち合わせず、全財産を短期トレードに投じるのは、目隠しをして高速道路を走るようなものです。

 

あくまで「余裕資金」の範囲内で、ルールを守れる人だけが、この面白い世界に足を踏み入れて良いのだと思います。

 

おわりに:投資は自己責任、だからこそ自分を律する

 

21年という月日が教えてくれたのは、手法の優劣ではなく「自分をいかに律するか」という哲学の重要性でした。

 

勝率8割、9割の天才を目指す必要はありません。

 

6割の勝率を維持し、小さな負けを愛し、大きな利益を待つ。

 

その謙虚さこそが、長く生き残る唯一の武器です。

 

この記事が、かつての私のように「自分は万能だ」という罠に陥りそうな方の、そしてこれから投資を始める方の良きガイドとなれば幸いです。

 

あなた様の豊かな幸せを、心より願っております。

 

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